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夜間尿と頻尿

腎臓で作られた尿が膀胱に300cc程度溜まってくると尿意を感じ始め、500cc程度に達すると膀胱内の圧力が高まって尿意が起こります。この状態でも通常は『もう少し我慢』ができるのですが、冷え、不安や緊張(ストレス)、老化などによって膀胱が敏感になり、少量の尿が溜まって僅かな圧力が加わっただけで我慢ができずに尿の回数が多くなるのが『頻尿の原因』です。また、心臓の筋肉が老化してくることで、日中に送られた血液が心臓に戻りきらずに下肢に血液が溜まった状態となり、心臓と同じ高さとなるように体を横にして眠っている時に溜まっていた血液は心臓に戻りはじめ、老廃物を排泄するために腎臓・膀胱へと送られます。そのため眠っている間に腎臓は尿を一生懸命作るようになるので尿意が起こるようになるのが『夜間尿の原因』です。

日毎に増えてきた慢性的な頻尿や夜間尿については、漢方で考える五臓六腑の中の「腎」の症状として考えます。「腎」とは親から受け継いだ生命力(腎精と呼ぶ)を宿す場所で、成長や老化、さらには体で起こる全ての代謝調節にも関係している大切な臓腑と考えられています。その腎精が不足した状態を『腎虚』と呼び、腰痛・物忘れ・足や顔のむくみ・手足のしびれ・抜け毛・頻尿・夜間尿などの症状の原因とされています。

また、頻尿や夜間尿に対する漢方治療は、腎虚の改善には補腎剤、冷えの改善には散寒剤や袪寒剤、ストレスが原因している場合は理気剤などを配合した処方を使います。(別表参照)

代表的な証

主な症状

代表処方

腎虚(腎陰虚)
老化や過労、慢性病などによって、腎の陰精が不足したことで内熱が生じている状態

頻尿・尿色は濃い・尿量は少ない・耳鳴り・足腰の無力感・顔や手足の火照り・寝汗などをともなう


六味地(ろくみじ)黄丸(おうがん)
()柏地(ばくじ)黄丸(おうがん)
八仙(はっせん)(ほう)寿(じゅ)(がん)
滋陰降(じいんこう)()(とう)

腎虚(腎陽虚)
病気や老化で体が衰弱して腎の陽気が不足して、体を温める力が低下したことで尿の生成機能が不十分になっている状態

夜間頻尿・多尿・尿漏れ・耳鳴り・手足の冷え・寒がり・むくみ・足腰の無力感などをともなう

八味地(はちみじ)黄丸(おうがん)
牛車(ごしゃ)(じん)()(がん)
海馬補
(かいまほ)
(じん)(がん)
(しん)
()(とう)

寒疑下(かんぎげ)(しょう)
冷えによって膀胱が収縮して容量が小さくなるために、少しの量で尿意や残尿感を起こしている状態

頻尿・残尿感・尿色は薄い白色・下腹部や足の冷えをともなう


苓姜朮甘(りょうきょうじゅつかん)(とう)
当帰四逆加呉茱萸(とうきしぎゃくかごしゅゆ)生姜(しょうきょう)(とう)
人参(にんじん)(とう)
五積散(ごしゃくさん)

肝欝気滞(かんうつきたい)
膀胱に溜まる尿量が少ないにも関わらず、ストレスや緊張により、尿意を起こしている膀胱神経症のような状態

頻尿・尿量少ない・睡眠中の尿意はない・精神状態によって尿意の差が大きくなる


加味
(かみ)
逍遥散(しょうようさん)
()逆散(ぎゃくさん)

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