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糖尿病とサプリメント

Q.現在、夫は43歳で身長は172センチ、体重82キロの肥満タイプなのですが、先日の健康診断で血糖値が高いと
言われたそうです。血糖値はいわゆる境界域というものだそうで、糖尿病ではないそうです。
これから食事療法や運動をしなければなりませんが、漢方で高血糖に良いものはありますか。
またサプリメントも一緒に飲んではどうかと思います。サプリメントと漢方の飲み合せは良くないのでしょうか。

A.漢方相談を行っていると、病気以外にも病院の薬やサプリメントなど様々なご相談をお受けします。
その中でも健康状態の維持や回復を目的として作られた健康食品(サプリメント)を飲まれている方が増えて
いることから、今回のように『飲み合わせ』についてご相談をされる方が多いですね。
ご存知かとは思いますが、病院で処方される薬の成分は1品目1種類であるのに対して、市販の総合風邪薬などには複数の成分が配合されています。例えば、風邪薬と栄養ドリンク剤を併用する場合、カフェインが重複すると不整脈やめまいなどの症状がでる場合があるので複数成分の服用には注意が必要です。

また、漢方には副作用がないという『安全神話』的な考えをされている方が多いですが、漢方薬も『薬』ですから気をつけなければいけない点があります。例えば、甘草という生薬が配合されている処方を重複して服用する際に、倦怠感、血圧上昇、むくみ、手足のしびれ・筋肉の痙攣(けいれん)・ふるえなどの症状が出やすいので、顆粒などのすでに調合されている処方を服用する場合には注意が必要です。漢方薬だからと言って軽視せずに、漢方薬局を訪れる際には服用中の薬などは持参するようにしてください。私どもの店舗では、そのような成分の重複を回避する上でも、その場で生薬1つ1つを調合する『煎じ薬』での服用をお薦めしています。

さて、今回のご相談では境界型で薬はまだ服用する状態ではないようですね。しかし糖尿病は境界型などの予備軍まで入れると7人に1人が糖尿病という国民病になってきています。主な原因は、飲食不節・運動不足・過度のストレス・過労と言われていますので、日頃から血液循環が良くなるための食事や運動などの生活習慣を心がけることが、予防や進行を遅らせるためにも大切になってきます。


漢方で糖尿病は『消渇(しょうかち)』と呼ばれ、上記の五行色体表を参照していただき、五臓(肝心脾肺腎)の中の腎の病気と考え、『腎虚(腎の力が弱った状態)』から始まると考えます。特に怖いのが「目・腎臓・心臓・神経」に起こる合併症です。合併症を予防するためにも、血液の流れが滞る「()(けつ)」と言われる血管障害への対応が大切です。

糖尿病に対する漢方治療には、腎虚の改善には補腎剤、瘀血の改善には活血剤や破血剤などを配合した処方を使います。例えば、八味地黄丸などの地黄丸類という補腎剤に、動脈硬化の予防も兼ねて「スイテツ(水蛭)・田七人参」などを、元気がない方には「人参・黄耆」などを、眼病予防として「あわびの貝殻・抗菊花」などを、1人1人の状態に合わせて調合していきます。

サプリメント(補助食品)の併用については、薬と同じような効果を期待するのではなく、脂質や糖質を摂り過ぎている、野菜が不足している、食事時間が不規則になりがちな方々に対して、血液が汚れたり、滞らないために予防の意味で使うのであれば、漢方薬との併用についても心配ありません。『これを飲むと痩せる。血糖値が下がった。・・・』などの情報を鵜呑みにせずに自分の生活習慣を考えた方法を見つけましょう。

糖尿病は、「不足している力を補う、余分なものは体に入れない、不要なものは速やかに排出する」などの生活全体の総合バランスで改善していく病気です。そのためにも自分の状態を総合的に判断していくことが必要です。(糖尿病対策

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