漢方無料健相談の八仙堂としてご利用ください
薬局開設許可:医薬 第21-302-008号
サイトマップ 個人情報保護方針
HOME 漢方相談 漢方処方 生活養生法 漢方基礎知識 通信販売お問い合わせ

蕁麻疹と漢方薬
Q.45歳の主婦です。腕のひじから下に蕁麻疹ができています。洗濯物を干すときに、腕にかけていたからかもしれませんが、原因はよくわかりません。昨年、やはり原因不明の蕁麻疹が出て、皮膚科で抗アレルギー剤をもらいましたが、1か月くらいは引きませんでした。抗アレルギー剤は眠くなるので使いたくなく、漢方でよい薬はあるでしょうか。蕁麻疹が出る1週間前に海で日焼けしました。それで日光のせいではないかとも疑っています。私自身、小柄でやせ型、乾燥肌です。

A.突然激しいカユミを伴い、点状または円状・地図状に広がってくる皮疹(ひしん)を蕁麻疹と呼んでいます。発症しても跡を残さず消えてしまう急性蕁麻疹や、繰り返し発症する慢性蕁麻疹があります。西洋的な治療として、カユミや赤みを軽減する抗ヒスタミン薬やステロイド剤の内服や塗布をしている人もいます。しかし、できるだけ薬は飲みたくない、或いは体質改善で蕁麻疹が出ないようにしたいと、漢方薬での治療を選択する方も多くなってきています。

急性蕁麻疹は疲労・睡眠不足・飲酒・食事の不摂生などが影響している場合が多いので発病因子に見当がつくことが多いです。一方、慢性蕁麻疹は数ヶ月以上も体のあちこちに現れては消える症状を繰り返すことで、体質的に虚弱になり便や尿で排出できない体内毒素が蕁麻疹の発症を促す『内因の邪』として蓄積し、この邪が脾(胃腸系)の働きを阻害して『内湿(体内に停滞した余分な水分)』が生じてきます。この内湿が六淫(寒暑湿燥火という季節的変化)と結びつくことで『内風』が発生し、皮膚症状の繰り返しを引き起こすと考えられています。

このように漢方では、突然起こったり急に引いたりする蕁麻疹の症状の発症状態が自然界の『(かぜ)』に似ていることから『風疹(ふうしん)』とも呼ばれています。

蕁麻疹に対する漢方薬の選び方ですが、胃腸の弱い人、または蕁麻疹がでるときは胃腸の調子も悪いという人には胃腸の働きを良くする漢方薬。冷えると出やすいという人には体を温める漢方薬。疲れると出やすいという人は気や血をつくる働きを高める漢方薬。というように、どのような症状でお悩みの場合でも漢方薬は体調や体質、さらには季節や精神状態などを考慮して調合します。(図1参照)

主な症状

代表処方

腸胃蘊熱(ちょういうんねつ)

脂っこい食事や飲酒などを好み、皮膚は盛り上がり、紅色の激しい痒みを伴う蕁麻疹

防風通(ぼうふうつう)聖散(しょうさん)茵陳五苓散(いんちんごれいさん)

血分湿熱

ストレスが多く、熱感のある痒みで、搔くと赤いミミズ腫れとなる。夜に悪化しやすい。

竜胆(りゅうたん)(しゃ)(かん)(とう)葛根黄連黄芩(かっこんおうれんおうごん)(とう)

気血不足

疲労の蓄積、先天的な胃腸虚弱などで普段から元気がないもの。皮膚の赤みは淡紅。

十全(じゅうぜん)大補(たいほ)(とう)補中(ほちゅう)(えっ)()(とう)

(けつ)  ()

下の裏側の血管が怒張し、唇の色もどず黒く、蕁麻疹は暗い紅色のもの。下着のゴムの位置などに発生しやすい。

血府逐瘀(けっぷちくお)(とう)桂枝茯苓(けいしぶくりょう)(がん)

このページの先頭へ

Copyright(C) HASSENDOU All Rights Reserved.
ホーム / 漢方相談 / 漢方処方 / 生活養生法 / 漢方基礎知識 / 通信販売 / お問い合せ
サイトマップ / 個人情報保護方針