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ひざの痛みと漢方薬

Q.55歳 女性 1か月くらい前から、右膝の内側が痛みます。
日常生活に支障が出るほどではありません。痛みは、膝をひねるときや、立ったり
座ったりして力を入れるときに出ます。特にクーラーなどで冷えると痛みが増すこと
が多いです。
漢方薬や健康食品にも関節痛によいものがあると聞いたのですが、どのような
ものでしょうか。


A.漢方では、筋肉や関節の痛みやしびれは『風寒湿の邪』によって起こる『痺証(ひしょう)』と考えます。
通常、痛みやしびれの急性期には『熱痺(ねつぴ)』と言われる激しい炎症症状が出ることが多くみられます。また、栄養状態や体力低下によって抵抗力が弱くなっている方は慢性化へ移行しやすくなります。慢性化してくると激しい炎症は軽減しますが、体内の循環が悪くなって余分な水分が細胞内に停滞してくる『風寒湿痺(ふうかんしっぴ)』と言われる状態を呈するようになってきます。『風寒湿痺』は、症状が遊走的で多発的なものを『風痺(ふうひ)』、冷えによって悪化しやすいものを『寒痺(かんぴ)』、水分の停滞が強いものを『湿痺(しっぴ)』として細かく分類されます。(図表参照)


また、慢性化した風寒湿痺の状態でも、局所的に熱痺を呈する寒熱(かんねつ)錯雑(さくざつ)の症状の方や、血液循環が悪くなって起こる『()(けつ)』を呈する方も増えてきますので漢方薬の処方検討する上では見極めが大切になります。今回のご相談は、痛みの程度などは日常生活に支障がでるような激しさはないので『虚証』、さらに痛む場所が膝という固定的な部分で、冷えで痛みが悪化するということから、風寒湿痺の分類の中の寒痺を改善する処方が良いでしょう。具体的には、血液循環を改善することによって冷えを抑えながら鎮痛していく『朮附湯』を基本処方としてお薦めします。

また、健康食品の中でも『MSM』という成分が関節の痛みの改善に注目されています。MSMとは、医療の世界でも活躍し、比較的早く効果が表れることから、 スポーツによるひざの痛みなど、傷めた関節や筋肉の症状緩和に使用されています。特に関節の痛みの沈静化にはグルコサミンやコンドロイチンなどと併用することで即効性があるとも言われ、漢方薬と併用されている方も増えています。

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